トラウムトレーニング
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  • 15年09月12日

内藤恵美トレーナーインタビュー「本当に誰でも伸びる可能性を持っている」

 トラウムハウス横のトレーナールーム『エムエスマイスターエイト』で、いつも献身的に選手達のサポートをしてくれている内藤恵美トレーナー。カラダトラウムのコーチとしても、トレーニングをみて下さっています!そんな恵美コーチが、来月より産休に入ってしまうことになりました。昨年、恵美コーチにカラダトラウムや子供時代のトレーニングへの取り組み方についてお話しを伺っていたので、ここに掲載させていただきます。スポーツトレーナーさんならではの貴重な目線のお話になっています。

 

 

 

❚ 本当に誰でも伸びる可能性を持っている

 

 ――恵美コーチは今年(2014年)からつくばに来てトラウムに携わってくれていますが、トラウム生の印象はどうですか?


サッカーに対してこんなに小さい頃から真面目に取り組めることがすごいな!という印象です。つくばに来る以前も何度かトラウムを見ましたが、小さい子でも上の子達に一生懸命ついてやっている姿がとても印象的でした。地元の静岡でもサッカースクールやチームはたくさんありますけど、チームの色がすごくついている子が多いのかなと感じていました。でも、ここではチームの隔てもなく、みんなサッカーを純粋に楽しんでいる姿が見て取れるので、本当にいい場だなと思います。

 

 

――恵美コーチは子供の頃スポーツをしていましたか?


ミニバスや陸上、サッカーなど、色々やっていました。

 

 

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――どのようにスポーツに取り組んでいましたか?


体を動かすことが好きだったのですが、今思えば、例えばサッカーならサッカーに対していろんなことを知らなすぎたな、と。やらされていたというか、やっぱり自分で考える、ということがすごく少なかったです。

 

 

――カラダトラウム(カラトラ)を指導して下さっていますが、生徒たちの取り組みはどうですか?


一生懸命毎週来てくれている子はありがたいなと思いますし、その中でも一生懸命取り組んでいる子はすごく伸びているなというのを感じています。全員というのは難しいかもしれないけど、一人でも多くの子がサッカー選手として伸びていくことのお手伝いを今後もしていければと思っています。

 

 

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――カラトラはトラウムの中で唯一ボールを使わないクラスですが、カラトラの意義を改めて、スポーツトレーナーという立場から教えて下さい。


以前筑波大学のサッカー部でトレーナーを務めていた時に、風間(八宏)さんのサッカーを間近で見させてもらっていました。そこで“フィジカル”のイメージが変わりました。というのも風間さんには、“ボールがあるところでどうするか”というのをすごく考えてほしいと言われたんです。私達トレーナーはボールのないところでの基本的な体の使い方はかなりしっかりと取り組んでいたのですが、風間さんには、「ボールがあってこそサッカーだから、サッカーでどういう体の使い方をしたらそこに生かせるかというのを実践的に考えてほしい」と言われました。カラトラではボールを使ってはいませんが、そういう部分は当時から今でも、常に考えつつ指導にあたっています。ただ、カラトラの生徒は小中学生が中心なので、体の使い方がわかっていない、もしくは器用な体の使い方ができない子も多くいます。なのでよりわかりやすいやり方で、こうしたらもっと体ってスムーズに動かせるんだよということを教えていけたらいいなと思っています。

 

 

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――カラトラでのトレーニングはサッカーにも直結する動きであり、サッカーをしていなくても、日常の動作やその他のスポーツに必要な体の使い方につながっているんですね。

 

そういう風にやっていきたいですね。だから、サッカーをしていない子ももちろん来てほしいです。今までも色んなスポーツに携わってきていて、私は例えばサッカーだけしていればいいというわけではないと思うんです。例えば、野球選手だったらボールを落としてはいけないから空間認知能力がサッカー選手より高かったり、バスケットボール選手のディフェンスがサッカーに生かせたり。そういった意味ではどんなスポーツでも共通するところがあるんじゃないかなと思っています。

 

 

――色んなスポーツを経験してみるのも大事なんですね。


やっぱり一つのスポーツに偏ってしまうと、使っていない筋肉や使っていない動きが出てくるので、できない動きというのも増えてしまいます。器用な選手になるには、いろんな動きを経験することも大事かなと私は思っています。

 

 

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――今カラトラに来てくれている生徒達で伸びてきている子も多くいると思いますが、もっと良くなるために意識した方がいいことはありますか?


課題はその都度出しているのですが、一つ言いたいのは、自分の癖をとっぱらってほしいということですね。自分が“こうだ”って決め込んでしまっていると、なかなか体を変えていくのは大変です。こういうやり方もあるんだな、くらいの素直な心で、挑戦してみようと思ってやってくれると体が色んなことを覚えやすくなります。いつも素直な心で来てもらえると私も非常にやりやすいです(笑)。最初うまくいかなくても素直にやっていれば、大いに変わっていく可能性があります。

 

 

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――最後に、トラウム生、カラトラ生に、メッセージをお願いします。

 

私はサッカーの技術は指導できないので、体の使い方を見たり、自分が携わっている子に関して気になるところがあれば声をかけさせてもらったりしているんですが、本当に誰でも伸びる可能性を持っているなと思います。だから、迷った時に人に言えなくて悩んでいる選手もたくさんいるようですが、もっと周りを頼ってほしいです。体のことであれば私がサポートできるかもしれないし、サッカーの技術面では良いコーチ陣が見てくれます。私自身は考える選手ではなかったから、小さい頃からもっと考えられていたらもっと違う風になっていたかなというのもあるんですが(笑)。多分今の子達の方が情報がたくさん入るのですごく考えているなと思うけど、正しい情報の見極めというのは自分だけでは限界もあると思うので、どんどん頼ってくれたらいいなと。みんなはその意味でも、とても良い環境にいると思います。

 

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●  内藤 恵美 (ないとう えみ) PROFILE


鍼灸師資格を持つスポーツトレーナー。高校卒業以来、静岡県に拠点を構える「エムエスマイスター」にトレーナーとして所属し、12年間実績を積む。トレーナーとして、筑波大学蹴球部、藤枝東高校サッカー部、静岡県選抜や国体チームなど数多くのチームに帯同。サッカーだけでなく、バスケットボール、テニス、陸上、柔道など多種スポーツにおける小学生〜高校生のクラブチーム、部活動チームにも携わる。2008年から2013年までは、風間八宏のもとで筑波大学蹴球部のトレーナーを務めた。多くのプロサッカー選手の自主トレーニングに携わってきた経験も。2014年よりTRAUM SVのトレーナーを務め、カラダトラウムのコーチも兼任。2014年5月に、自身が代表を務める「エムエスマイスターエイト」をつくば市内に開設。

 

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※↑エムエスマイスターエイトのFacebookページ

 

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